AV女優ってSM好きじゃなくてもなれますか?05月20日

AVのジャンルは年々細分化されてきており、さまざまな趣味嗜好に対応しているものとなってきています。
中にはハードSMやレイプ、スカトロ、レズなどAV女優の中にも「やりたくない」ということがあります。
ではAV女優はこういったものが好きでなければなることはできないのでしょうか。
嫌なプレイを拒否することはできるのでしょうか。
ここではAV女優がSM好きじゃなくてもできるのか、嫌なプレイを拒否することはできるのかということについて紹介していきたいと思います。
NG項目について
AV撮影の前にはプロダクション面接などの際に「NG項目」を設定することができます。
これはやりたくないプレイ、ジャンルについては仕事をしないというもので、軽いものからヘビーなものまでさまざまな種類の項目があります。
・基本的なプレイについて
本番プレイ
顔出しで出演
全裸
手コキ
フェラ
・相手の男優について
年をとっている
毛深い
イケメンではない
性器が大きすぎる
太っている
ハゲている
・射精について
中だし
ぶっかけ(顔射)
ごっくん
・前戯など
電マなどのアイテムを使う
異物を挿入する
強制潮吹き
イマラチオ
・特に多いNG項目
アナル
スカトロ
ハードSM
レズ
乱交
レイプ
といったものがあります。
こうした項目について自分がしたくないというものを「NG項目」として設定しておくことで、そのプレイが関係する仕事はしなくても良いということになります。
NG項目を設定するとどうなるのか
最近ではコンプライアンス順守がAV業界でも徹底されてきているため、女優がやりたくないという仕事を強制したりするということはできなくなっています。
そのためにプロダクションに所属する際や仕事の前には契約書を作成するようになっています。
大手AVメーカーのソフトオンデマンド(SOD)では、面接時、出演時、AVの発売時の計3回、出演する女優さんから同意書にサインをもらうという徹底ぶりです。
さらにAVの業務は法律の線引きが難しいため、ソフトオンデマンドは専属の顧問弁護士に、同意書の作成や業務のリーガルチェックを依頼しています。
このようにNG項目を設定すること自体は行いやすくなっているのですが、これはAV女優にとってデメリットにもなるのは間違いありません。
・仕事の幅が狭くなる
NG項目を設定すればするほど出演できる作品が少なくなるということになります。
そのためNG項目が多すぎるとなかなかAVの仕事ができないということもあります。
年間数百本の作品に出演していた上原亜衣などは「基本的にNGがない」というスタンスだったので、どのようなジャンルの作品にも出演できたという強味があります。
逆にNG項目が多ければそれだけ出演できるジャンルの幅は狭くなってしまうのです。
・ギャラにも差がある
「アナル」「スカトロ」「ハードSM」は三大NG項目と言われるほどNGに設定している女優が多い項目でもあります。
他にも乱交やレズなどはNGにする女優が多いのですが、こういったジャンルのAVではギャラが他のジャンルのものより高めに設定されているというのが一般的です。
これは単純に出演できる女優が少ないため、ギャラが高く設定されているということです。
そのため、高いギャラを狙っていくためにはこうしたジャンルに挑戦するというにも方法だと言えます。
・徐々に解禁する場合もある
長くAVの仕事をしていくためには「飽きられない」ということも重要となってきます。
そのため、NG項目に設定したプレイを徐々に解禁するということもあります。
「ついにアナル解禁!」などがAVのタイトルに入っているものなどはこれに当たるといって良いでしょう。
NG項目に設定していたものを解禁していくことによって新鮮さを生み出すことができるのです。
擬似プレイも実は多い
「生本番」「レイプ」「スカトロ」「中だし」といったジャンルの中には本物ではなく擬似プレイで行われる場合もあります。
・生本番
いかにも生で本番をしているように見せていても実はコンドームをつけているということが多くあります。
射精前にカメラのアングルから一瞬外れた際につけていたコンドームを外して、もとから生だったように射精するという手法も多く使われています。
・レイプ
当然ですが監督の脚本のもと、安全に行われています。
そもそも本気でレイプした作品は犯罪の証拠になるので、販売するということはありません。
・スカトロ
味噌やチョコレートなどで作ったニセモノを使うことが多くなっています。
ただしハードコア、ハードSMなどの作品では本物が使われることも多く、かなりハードルの高いものとなっています。
・中だし
最近非常に増えてきているジャンルですが、その多くは卵、ミルク、バナナ、ローションなどを混ぜて作った擬似精子です。
すべてが擬似で行われているわけではありませんが、こういった擬似プレイも増えているので不安がある場合は事前に確認しておきましょう。
有名なSM女優とは
NG項目に設定されることも多い「ハードSM」ですが、そのジャンルでも人気となっている女優は数多くいます。
ここではそういった女優を数名紹介していきます。
JULIA(ジュリア)
生年月日:1987年5月25日
スリーサイズ:B:101cm(Jカップ),W55cm,H84cm
S?M?:両方
得意プレイ:拘束、調教、鞭打ち
こちらはAV女優として高い知名度を誇るJULIAです。
Jカップという巨乳と抜群のスタイル、整った顔立ち、ハードなプレイと人気の理由が数多くあるのも特徴です。
一般的なジャンルの作品にも出演しているのですが、彼女はSMの作品にも多く出演しています。
SでもMでもできるという彼女はソフトSMからハードSMへと徐々に移行していくプレイに定評があります。
SMジャンルに興味がある人はぜひ押さえておきたい女優だと言えます。
桃瀬ゆり
生年月日:1990年5月14日
スリーサイズ:B:85cm(Dカップ),W58cm,H84cm
S?M?:M
得意プレイ:拘束、調教、アナル、鞭打ち、首絞め、スパンキング、浣腸
AVの撮影がない日はSMバーで遊ぶというほどの本気のSM好きな女優です。
作品ではとにかく「ドМ」さが出ており、完全拘束からのおしっこ飲ませや鞭打ち、浣腸、宙づりイラマチオ&ファックなどこれでもかというほどのSMプレイが繰り広げられています。
ハードSMと言えば彼女というほどSMジャンルでの地位を確立している女優だと言えるでしょう。
また、彼女はプライベートでもベランダでオナニーしているところを見られる、タクシー運転手とセックスをするといったエピソードが多い女優です。
みづなれい
生年月日:1984年5月20日
スリーサイズ:B:82cm(Dカップ),W57cm,H86cm
S?M?:両方
得意プレイ:拘束、調教、アナル、鞭打ち、木馬、浣腸
SMジャンルに多く出演している女優です。
S,Mのどちらも演じることができるのですが、特にM系の作品ではハードコアと呼ばれるかなり濃いプレイに挑戦しています。かなりグロい内容のものも多いので、本気のハードコア、スカトロなどのプレイが好きな人でなければ見ないほうが良いかもしれません。
「解禁・浣腸噴射 みづなれい」
「小便口浣腸 イラマチオ少女」
「3DMドラッグ」
といった作品名だけでもどういった女優がわかります。
すでに2016年に引退していますが、その強烈なインパクトはSM好きには忘れられない女優となっています。
まとめ
AVには数多くのジャンル作品があります。
そのためAV女優はすべてのジャンルに出演するという必要はありませんし、嫌なプレイはNG項目として設定することもできます。
そう考えると「SM好きでないといけない」「アナルやスカトロもできなくてはいけない」ということはないと言えるでしょう。
ただ、NG項目が多すぎると出演できる作品の幅が狭くなっていってしまうので、悩む場合はプロダクションと相談して決めていくというのも良いでしょう。