病気にかからないためにAV女優が気をつけておきたいポイント10月31日
AV女優の仕事には病気に関係が深いと言われることがあります。
イメージからすると「性病」がありそうですが、実際には性病ではなく、他に注意しなければならない病気があります。
ここではAV女優が病気にかからないために気をつけておきたいポイントについて紹介していきたいと思います。
実際には性病などはほとんどない
AV業界にあまり詳しくない人はセックスを多くしているAV女優から考えて「AV女優は性病は大丈夫なのか」と考えることがあります。
しかし実際にはAV業界では性病はほとんどありません。
AVの作品に出演する女優は性病検査を受けることが決められており、それを受けて問題ないと判断されなければ出演することができないのです。
一般の女性がそこまで頻繁に性病検査を受けてはいないということを考えると、はるかに安全と言えるのかもしれません。
また、撮影に参加する男優も同様です。
男優も定期的に性病検査を受けており、プロ意識を持って作品に参加しています。
もし男優が原因で業界に性病が広がるようなことがあれば仕事を続けていくことができなくなってしまいます。
AV作品の中には「素人もの」「ナンパもの」などがありますが、そうした作品に出演しているのは本物の素人ではありません。
素人のふりをしている企画女優となっていますので、もちろんそうした女優も検査を受けています。
そういった理由によってAV業界には性病はほとんど存在していないのです。
注意しなければならないのは子宮がんである
AV女優が注意しなければならないのは実は「性病」ではなく「子宮がん」だと言われています。
子宮がんは子宮が男性器や精液などと接触して感染するHPVが関係しています。
特に男性器を洗って清潔にしていない、衛生的に悪い環境でのセックスなどによって感染するリスクが高くなります。
子宮がんを起こすとされているHPVは20~30代に発症するリスクが高いとされています。
20~30代というとAV女優の人数でもっとも多い年代割合でもあります。
そのため、AV女優にとってはもっとも注意しなければならない部分だと言えるでしょう。
ここでは子宮がんにならないための注意事項を紹介していきます。
定期検診をしっかりと受ける
子宮がんはかかったとしても自覚症状がないまま病気が進行していくことが多い病気です。
そのため、症状がはっきり出てきた時には子宮がんのステージが進んでしまっているということがあります。
発見が遅れるほど、妊娠ができなくなる、子宮全摘手術を受けなければならないといったリスクが高くなるのです。
子宮がんは早期発見が重要となる病気ですので、定期的に検診を受けるということが重要となります。
「HPV検査」「細胞診検査」という2つの検査を定期的に受けていれば安心です。
HPVワクチンを接種する
副作用があるということから推奨されない場合もあるのですが、「HPVワクチン」を打つという方法もあります。
このワクチンを打つことで子宮がんを予防するというものです。
ただ、HPVワクチンについては自分で勝手に打つわけにはいきませんので、医師に相談の上で打つこととなります。
生本番のセックスをしない
男性器や精液から感染することが多いHPVですので、その感染を防ぐためには「コンドームをつける」「生本番なしにする」といったことが効果的です。
AV作品の中には「本番なし」「コンドーム着用」「生本番」「中出し」など色々な種類があります。
そのため、こういった病気の予防のために生本番や中出しの作品に出演しないという方法もあるのです。
衛生面に注意する
HPVは不潔な状態の性器でのセックスの際に感染リスクが高くなります。
そのため、女性器や男性器を清潔な状態に保ってセックスをするということが重要となります。
作品出演時やプライベートも含めて衛生面に注意してセックスをすることを心がけていくことが重要です。
体力面の低下などにも注意する
性病や子宮がんといった病気は免疫力が低い時には感染リスクが高くなります。
実際にスケジュールを詰めすぎたりした多忙なAV女優が体調を壊して数か月~半年ほど休養するということもあります。
また、AVの撮影は体力を使うものです。
スケジュールを詰めすぎない、撮影日には万全の体調で参加するといったことに注意することで体力や免疫力の低下を防ぐことができるでしょう。
病気の兆候が出た時の対応が重要である
AV女優は普段から注意をしていても絶対に病気にかからないということではありません。
子宮がんや性病、何かしらの体調不良の兆候が出るということはあります。
そういった際に重要なのは「正しい対応」をするということです。
もっともダメなことは「放置する」ということです。
ここでは病気の兆候が出たときの対応について紹介していきます。
プロダクションに連絡をする
AV女優は何かしらの病気にかかったと感じた時点で所属しているプロダクションに相談する必要があります。
プロダクション側は事情を知らないと撮影のスケジュールを組んでいくということがあります。
病気にかかっているAV女優は撮影に参加することはできませんので、当然撮影はキャンセルということになります。
その手続きが遅くなるほどAVメーカーや制作会社に迷惑がかかることとなるのです。
これは女優やプロダクションの信用問題にもなるため、早く対応する必要があるのです。
また、性病などの病気がAVの撮影が原因の場合は、プロダクション側が治療費などを補償してくれる場合がほとんどです。
プロダクションがこういった病院などと提携していることもありますので、まずはプロダクションに連絡をして相談することが重要となります。
病院で検査を受ける
自分で病気を判断するのは危険です。
やはり病院で検査を受けるのが何よりも安心です。
何かの病気の兆候がある、性病の可能性があるという場合などはまず、病院で検査を受けましょう。
この際、男性医師に検査してもらうことに抵抗がある場合は、女性医師が担当してくれる病院に行くのがおすすめです。
病院が開いていない場合などには、性病の可能性自体は検査キットで確認することはできます。
ただ、医師に検査してもらうことと比べると信頼度や安全性は劣ることとなりますので、やはり病院で検査を受ける方が安心です。
すでに病院にかかったことがあって、飲む薬が明確にわかっている場合にはその薬を飲むということがあるのですが、やはり自分で判断することは危険です。
AVのプロダクションなどが多い東京の新宿付近には深夜対応している病院も多くあります。
中にはAV女優や風俗嬢相手に営業している病院などもありますので、こういった病院を利用するのも良いでしょう。
こうした病院ではAV女優などに起こりやすい病気などの対応も素早くしてくれるという強みもあります。
まとめ
AV女優という仕事はイメージ通りというわけではないものの、病気と無縁という仕事ではありません。
特に性病や子宮がんといった病気には注意しなければいけません。
まずはこうした病気にかからないように予防していくことが重要ですが、病気の兆候を感じた時には素早く正しい対応をすることがポイントとなります。
これらの点に注意した上で、安心で安全にAVという仕事をしていくことが長くAVの仕事をしていくことにもつながるのです。
あくまでも体が資本の仕事であることを心がけておきましょう。