近年若い女性が金銭目的で行うものとして「パパ活」があります。

裕福な男性とデートをすることで金銭を受け取るというものですが、専用のサイトができるなど非常ににぎわっています。

では、こういったパパ活はAV女優も行っているのでしょうか。

ここではパパ活についてとAV女優とパパ活の関係について紹介していきたいと思います。

そもそもパパ活とはどういったものか

近年急激に増えてきた「パパ活」ですが、これはどういったものなのでしょうか。

これは簡単に言えば「若い女性が小遣いをくれる男性と食事などのデートをすることで対価としてお金をもらう」というものです。

デートで何をするのかはかなり幅があるため一概には言えません。

喫茶店でお茶をする、レストランで食事をする、買い物に一緒に行くといった軽いものから、中には肉体関係も含めるという考え方もあります。

そう考えれば少し前から存在している「援助交際」と同じようなものだということがわかります。

援助交際は言葉のイメージが悪く、肉体関係の要素が強いというだけで、パパ活と対して変わりません。

出会い方としては「Twitter、インスタグラム」などのSNSが主流となっており、最近ではパパ活専用アプリも増えてきています。

ここで途中に業者などを挟むことなく、男女が個人でやりとりをすることとなります。

利用している層としては女子高生、女子大生など若い層が多く、男性はある程度金銭的に余裕がある中年層が中心となっています。

お金を払う見返りとしては個人間で話がされることとなります。

パパ活のメリットとデメリット

パパ活にはメリットとデメリットが存在しています。

ここではそれらのメリットとデメリットを順に紹介していきます。

パパ活のメリットとは

・利用するのに費用がかからない

まず個人間でSNSやアプリなどを使ってやりとりをして、出会うという流れのために業者などを挟んでいないことから費用がかからないというメリットがあります。

これは特に女性側が好んで利用するメリットとなっています。

・自分でルールを決めることができる

これも個人間のやりとりで自由に出会うというのがパパ活ですので、どういったデートの内容にするのかは自分で決めることができます。

自分の好きなように活動したいという人には特に向いていると言えるでしょう。

・素人の女性が相手である

これは男性側のメリットと言えますが、相手がプロの風俗嬢などではなく、一般の素人女性ということを喜ぶということがあります。

そうした女性を好む男性からするとメリットと言えるでしょう。

・期間も自由である

店などに勤務しているわけではないので、どういった期間活動するのかも自由となります。

同じ男性と何度も会うということもありますし、一度きりにすることも可能です。

パパ活のデメリットとは

利用されることが多くなっているパパ活ですが、実際にはトラブルが多いのも特徴です。

ここではそういったデメリットを紹介していきます。

・美人局、危険な男性の場合もある

男性が利用する際に女性が美人局であるという危険性があるだけでなく、男性がお金を払わない、暴力を振るうというパターンがあります。

店などが間に入っていないということがこういった際にリスクとなってくるのです。

・相手の身元ははっきりしない

デートクラブなどのように登録、利用している人の身元がはっきりしているわけではないので、

危険なことが多いというのもパパ活の特徴です。

お金の約束をしてホテルに入った時点で男性が実は警察官だったということもありますし、犯罪に巻き込まれるということもあります。

・警察沙汰になることがある

パパ活の特徴として「若い女性と遊べる」ということがあります。

ただ実際には未成年の女子中学生や女子高生も多く、デートしていることで青少年保護条例にひっかかることも多くあります。

特に金銭を渡して肉体関係を持った場合などには逮捕されることとなりますので、男性側は注意が必要となります。

・拘束時間が長い

・拘束時間は短い

パパ活で大金を稼ごうとすると、それだけ長時間デートをする必要があります。

パパ活での収入を安定させようとするとそういった日々を送ることとなりますので負担も大きいものとなってきます。

それに対してAV女優は圧倒的に拘束時間が短いものとなります。

仕事をすれば確実にギャラも発生しますので、効率面を考えればこちらの方がメリットは大きいと言えるでしょう。

・効率的に考えれば良くない

仕事の単価、時間効率ということを考えるとパパ活はデートしている時間が拘束されることとなります。

AV女優の場合は撮影時間がそれに当たるのですが、そこで稼げるお金を考えるとパパ活は時間効率が非常に悪いということがわかります。

同じ時間拘束されるのであれば、AVの仕事をしている方が高額なギャラを稼げるということから効率よく稼ぐことが可能となっています。

・パパ活斡旋の運営を利用すると高い

パパ活はマッチングなどによって斡旋している運営業者があるのですが、こうした運営業者を使えば、危険なことは減るメリットがある代わりに利用料が高くなるというデメリットがあります。

また、基本的に肉体関係は禁止となっているので、それを求める男性は使いにくいということもあります。

そのため、マッチングがうまくいかないと時間だけを無駄に使うこととなってしまうという危険性があります。

・性病リスクが高い

これは肉体関係を含めてのパパ活の場合ですが、パパ活の場合は利用している男性も女性も素人の一般人のために風俗嬢やAV女優、AV男優のように性病検査を行っていません。

そのため、性病のリスクが非常に高いものとなります。

性病の中でもクラミジアや淋病などは比較的治りやすいのですが、梅毒やHIVなどはかかってしまうと大変です。

AV女優はパパ活をしているのか

では、AV女優はパパ活をしているのでしょうか。

これは「基本的にはしていない」ということになります。

まず単体女優や企画単体女優は高額なギャラを稼いでいることが多く、そもそもパパ活を行う必要がありません。

では比較的ギャラが安い企画女優はというと、確かに企画女優は副業として行っている、もしくは風俗などと掛け持ちをしている、といったことがあります。

しかし上記で述べたようなデメリットがパパ活には多いため、事務所に内緒でパパ活をしていてトラブルを起こしたりすると事務所をクビになる可能性があります。

また、性病を移されたりするとAVの仕事ができなくなってしまいます。

さらに一般的なパパ活では本当の身分や年齢を隠すことも可能なため、自分の本当の職業などを隠して行う場合があるのですが、AV女優の場合はそれがわかってしまう可能性があります。

何かトラブルを起こすと、本人にしつこくつきまとわれたり、事務所の方に連絡をされる可能性があります。

まとめ

AV女優はパパ活をしているということについてですが、パパ活は、気軽に利用できる、無料で利用できるというメリットがあるものの、「トラブルが多い」「警察沙汰になりやすい」「性病リスクが高い」というデメリットがあるのも事実です。

これは女性側、男性側のどちらにも言えることですので、「安全に稼ぎたい」と考えている人にとっては勧められるものではありません。

そう考えると、AV女優が行うにはデメリットが大きいとも言えるものとなっています。

女性が高額なお金を稼ぐ手段としては「AV女優」と「風俗嬢」とで悩まれる場合があります。

どちらにもメリットとデメリットがある2つの仕事ですが、「より安全に」稼ぐことができるのはどちらなのでしょうか。

ここではAV女優と風俗嬢について紹介していきたいと思います。

AV女優の仕事の長所と短所について

AV女優の仕事はメリットとデメリットがはっきりしています。

ここではそういったメリットとデメリットを順に紹介していきます。

AV女優のメリットとは

・仕事の単価が高い

AV女優の仕事の大きな魅力は「仕事の単価が高い」ということがあります。

風俗は1本の単価がそれほど高くないために多く稼ぐためにはそれだけ仕事量をこなす必要があります。

しかしAV女優の場合はAV出演1本あたりの単価が高額になる可能性があります。

単体女優では1本50～100万円以上、企画単体女優で30～50万円ほど、企画女優でも5～10万円ほどとなっているため、時間効率を考えると稼げると言えるでしょう。

トップクラスの女優になると年収が1億円を超えるということもあります。

これは風俗嬢をしていては稼ぐことがまず不可能な金額だと言えます。

・拘束時間は短い

風俗で多く稼ごうと思うとどうしても長い時間、多い日数を働く必要性があります。

中には1日に10時間以上店で勤務しているということもあります。

安定した月収にしようとすると、そういった勤務を長期間続けないといけないためかなりの時間勤務するということになります。

しかも出勤しても待機時間が長ければ思ったほど稼げないということもあります。

それに対してAV女優は圧倒的に拘束時間が短いものとなります。

仕事をすれば確実にギャラも発生しますので、効率面を考えればこちらの方がメリットは大きいと言えるでしょう。

・辞めても元AV女優という肩書が使える

風俗嬢からAV女優というのはよくある話ですし、特にメリットもありません。

しかしAV女優から風俗に行くと、そこで「元AV女優」という肩書を使うことでできるので、集客などに大きなメリットとなります。

AV女優専門店などもありますので、そうしたところで仕事をするのにも向いています。

このようにAV女優から風俗嬢という道があるというのはメリットだと言えます。

AV女優のデメリットとは

・引退してもデータが残る可能性がある

昔はAV作品と言えばビデオテープやDVDで販売されたりレンタルされたりしていました。

しかし最近では動画配信として販売されることも多くなっています。

インターネット上に作品データが残るということから、引退してもそこでデータが消えないという可能性はあります。

・ランクが上がるまでは収入が安定しない

単体女優や企画単体女優になれば作品1本あたりのギャラも数十万円とかなり高額になってくるため収入は安定するのですが、企画女優のうちは自分が望むだけ仕事があるというわけでもないので、常に安定した収入があるというわけではありません。

ある程度本数をこなさなければまとまった金額になりにくいということがあります。

風俗嬢の仕事の長所と短所について

AV女優という仕事と比較して風俗嬢の仕事もメリットとデメリットがはっきりとしています。

ここではそういった風俗嬢のメリットとデメリットについて紹介していきます。

デリヘル嬢のメリットとは

・自分が好きな時に出勤できる

AAV作品を撮影する際には多くのスタッフ、男優、女優のスケジュールを合わせて行います。

そのため、AV女優が自分の都合を優先させるということは難しいのですが、風俗嬢はいつ出勤するかを自分で決めるために自分が好きな時に出勤できるというメリットがあります。

他の仕事と掛け持ちをしていたり、プライベートが忙しいという人に向いていると言えるでしょう。

これは「ソープ嬢」「デリヘル嬢」「ピンサロ嬢」などどれにも共通していることだと言えます。

・指名客が増えれば収入が安定する

風俗嬢はリピーターがある程度増えてくると指名が安定してくるため、収入も安定することとなります。

固定客がつくまでは収入が不安定な部分もありますが、リピーターが増えてくればかなり安定すると言えるでしょう。

また、出勤しても指名が入らないことが不安だという場合は「日給保障」がされている店で働くのもおすすめです。

日給保障があれば、出勤して給料が０円で帰るということはありません。

ただし店によって条件が違っていますので、事前に店に確認をしておきましょう。

デリヘル嬢のデメリットとは

・性病になるリスクが高い

AV女優と風俗嬢との間で大きく違うとされているのが「性病のリスク」です。

AV女優の場合はセックスの相手がしっかりと性病検査をしているプロの男優ですので、性病にかかるリスクは低いものとなっています。

しかし風俗の場合は性サービスの相手が一般人ですので、性病リスクが非常に高いものとなります。

ソープ嬢はより本番行為があるため、さらにリスクは高くなります。

デリヘル嬢やピンサロ嬢は本番行為をするわけではありませんが、手や口で男性器に触れるために性病がうつるリスクはどうしても高くなってしまいます。

性病の中でもクラミジアや淋病などは比較的治りやすいのですが、梅毒やHIVなどはかかってしまうと大変です。

お客の性器に殺菌をして痛がった場合は性病の可能性が高いのでサービスは避けた方が良いでしょう。

・デリヘル嬢からのステップアップは厳しい

AV女優はランクアップしていくとテレビ出演やゲームなどとのコラボ、SNSでの大きな注目などが期待できる部分があります。

中には数百万人のフォロワーを抱える女優もいますし、タレントとして活躍する女優もいます。

幅広く知名度を高めることができることが関係しているのですが、風俗嬢からはそれほどメディアに出ることはありません。

そのため、風俗の専門誌などに掲載されることはあっても、そこからモデルや女優などにステップアップしていくということは難しくなっています。

・素人の一般客の相手をすることとなる

AVの場合は相手がプロの男優で、撮影の際には監督がいて全体的な指示をしてくれるため自分でプレイ内容を考えて仕事をしていく必要はありません。

しかし風俗嬢の場合は自分がリードしてプレイをしていく必要があります。

また、相手が素人の一般客ということもあって、プレイが雑、下手、乱暴という可能性もあります。

客の中には不潔だったり、酒に酔っているという場合もあるので、サービスするのがつらいということがあるかもしれません。

安全に稼ぐということについて

AV女優と風俗嬢にはそれぞれメリットとデメリットがあるので、どちらが確実に良いというわけではありません。

その女性の状況によって変わる部分は大きいと言えます。

ただ、大きく違っているのは「身バレ」についてです。

周囲にバレないように仕事をしたいという人にとっては「安全に稼ぐ」という点で大きな違いがあると言えます。

一般的には風俗嬢の方が身バレしにくく、AV女優の方が身バレしやすいと考えられがちですが、実際にはそうではありません。

AV女優もランクが上がっていき、知名度や人気が高まってメディアへの露出が多くなるとどうしても身バレしてしまいますが、企画女優として仕事をしているうちは身バレするリスクは低いものとなっています。

風俗嬢の場合はかなりの至近距離で客に顔を確認されるために「別人だ」と逃げ切ることができないのです。

そういった意味では確実に身バレしてしまうという危険性は風俗嬢の方が高いということになります。

まとめ

AV女優と風俗嬢の仕事にはそれぞれメリットとデメリットがあるので、どちらが優れているということはありません。

ただ、「性病などのリスク」「身バレする危険性」という点を考えるとAV女優の方が風俗嬢よりもはるかに安全ということが言えます。

性病になりたくない、身バレしたくないというように安全に稼ぎたいというのであればAV女優の方がおすすめだと言えるでしょう。

毎年数多くの女性がデビューしているAV業界ですが、そういった女性はデビューする前はどういった職業についていたのでしょうか。

ここではAV女優になる前の職業にはどういったものがあるのかについて紹介していきたいと思います。

風俗嬢、キャバ嬢

AV女優になる場合には「専業」で行う女性と、「兼業」で行う女性がいます。

最近では本業が別にあって副業としてAV女優を行う女性も増えてきているのですが、専業でAV女優をしている女優の中でも前職で多いのは風俗嬢、キャバ嬢です。

水商売の仕事を紹介したスカウトマンがそのままAV業界を紹介するということもありますし、男性の扱いに慣れているというところからAV業界に入る女性もいます。

また、特徴としてAV女優と風俗嬢を兼業で行うという場合もありますし、AV女優を引退した後に「元AV女優」という肩書を持って水商売の仕事をする女性も多くいます。

そう考えるとAV業界と水商売とは関係が深いということが言えるのかもしれません。

学生

こちらもさまざまなケースが考えられる「学生」という立場です。

高校、大学、高専、専門学校などさまざまな学校を卒業後にAV業界に入るという場合があります。

こういった学生は年齢が10代後半から20代前半くらいとAV女優でももっとも多い年齢層になっているということも関係していると言えるでしょう。

また、こちらの場合は「在学中」というケースも多くなっています。

大学生や専門学校生が在学中に副業としてAV女優の仕事をするというもので、卒業した後にそのままAV女優としての仕事を続けるという場合と、卒業を機に引退するということがあります。

OL

こちらも近年増加していると言われる前職です。

特に20歳前後のOLは給料が安いということもあって「もっと収入を増やしたい」という女性がAVの仕事をするということが増えています。

OLの仕事を辞めてAV業界に入る女性も居ますし、OLの仕事をつづけたまま副業としてAVの仕事をするという女性もいます。

この場合はAVの仕事を引退すると元の生活に自然に戻ることとなります。

主婦

実は急激に増えている職業、立場として「主婦」があります。

これは最近「人妻」「熟女」というジャンルが大人気となっていることも関係しています。

人気動画サイトでも検索キーワードとしてもっとも多いのが「熟女」という言葉でもあり、新しく発売されるAVの3本に1本は熟女ものであるという状況があります。

また、もっとも売上が高かったトップ20のAV女優を見ていっても、そのうちの5人は30歳以上の女優であるという結果も出ています。

新しく発売されているAV作品を見ていっても「熟女」「人妻」といった言葉があちこちで見られます。

また、こういったジャンルは「NTR」「上司」「不倫」といったジャンルとも複合しやすく、人気が出やすい傾向になっています。

もちろんこういった役柄で出演している中には独身のAV女優も数多くいます。

これは、新しくAV業界に入ってくる女性を見てみると、やはり20歳前後の若い女性の割合が多いということが関係しています。

つまり熟女、人妻は需要が高く、どのプロダクションも必要としていることに対して、それほど成り手が多くない、供給が間に合っていないという現実があるのです。

これは熟女、人妻の方が若い層よりもAVに苦手意識がある、家庭を持っていて壊したくない、といった意識が強く出るからだと言われています。

そういった理由で独身のAV女優が人妻役を演じていることがあるのです。

そのため、もしAVに出演したいという熟女や人妻が居た場合は、プロダクションに所属してデビューという流れが組みやすいという近況があるのです。

主婦がAVに出演する理由として大きいのは「お金」「欲求不満解消」「挑戦心」などとなっていますが、やはりもっとも大きい理由は「お金」です。

夫の収入が倒産やリストラによって激減した、転職をしたなどの理由によって家計を支えるためにAVに出演するという人がいます。

また、夫や家族に内緒の借金があって、それを内々に返済してしまいたいという場合にもAV出演を考えるという人もいます。

こちらの場合も主婦を辞めてAV専業でという女性よりも、主婦を続けたままAVデビューするという女性が多くなっています。

引退するとそのまま元の主婦生活に戻るのが一般的です。

モデル、アイドル、グラドル

AVデビューする前はモデルだった、アイドルだった、タレントだったという女性は数多くいます。

トップ女優の三上悠亜も元はSKE48という有名アイドルでした。

これは王道のトップ単体女優はやはりルックスもかなりのレベルが求められるということが影響しています。

そういった意味ではモデルやアイドルはもともと高いレベルのルックスを持っているため有利だと言えるかもしれません。

モデルやアイドルとしては人気が爆発しなかった女性でもAVデビューすると人気が爆発するということはよくあります。

こうしたルートはもはや当たり前の路線とも言えるでしょう。

看護師

さまざまな専門職からAVデビューする女優も多いのですが、その中でも特に多いと言われているのが「看護師」です。

医療施設で働く看護師は多忙なことが多く、ストレスが溜まることも多くなっています。

そうしたストレス解消としてAVの仕事をするという場合があります。

また、患者や患者の家族と会話をすることも多く、もともとコミュニケーション能力が高いということもあります。

さらに普段から食事、入浴介助、排泄補助などによって男性の裸に慣れているということも関係しています。

他の仕事をしている女性よりも男性の裸に抵抗が低いとも言えるでしょう。

こうした理由から元看護師、現役看護師がAVデビューするということが多くなっているのです。

似た意味で介護士や保育士といった職業からのAVデビューも多くなっています。

その他の職業

色々な職業の女性がAVデビューしているのですが、さまざまな専門職がそれに当たります。

・教師、塾講師

意外なことかもしれませんが、教師や塾講師といった真面目なイメージがある職業からもAV女優は多く出ています。

やはりインテリなイメージと、作品内での淫らなイメージのギャップが好評となっているのでしょう。

・エステティシャン、マッサージ師

こちらは「コミュニケーション能力が高い」「人に触れることが多い」という仕事であったことからAV女優という仕事に向いていると言われる職業です。

その前職を活かして、作品内でその技術を見せているという場合もあります。

・元男性である

こちらは職業とは言えないかもしれませんが、最近では「女装男子」「ニューハーフ」といったAV女優も増えてきています。

そうした関連作品が次々と出されているということもありますし、そうした人たちがプロダクションに所属して仕事をしているということが増えているのです。

そういった意味では元々男性だったという人がAV女優になっていくのもそれほど不思議ではなくなってきているのかもしれません。

まとめ

AV女優の前職としてはさまざまな職業が考えられます。

色々なジャンルの作品が増えてきている最近では、前職を作品内で活かすといったことも増えてきています。

もちろん、OLや主婦といった表の職業を続けたままAV女優という仕事をする場合もあります。

こうした場合はAV女優を引退すると元の生活に戻るだけとなるので、活動しやすいと言えるのかもしれません。

AV女優は一般的に事務所、プロダクションに所属しています。

しかし昔はこういった事務所と言えばダークなイメージが強く、「怖いところ」と思われていることもありました。

ただ最近ではAV業界もクリーン化が進んできたことからそういったことはなくなってきています。

実際にはAV事務所で働いているのは普通の人が多くなっているのです。

そこでここではAV事務所の仕事と働いている人たちについて紹介していきたいと思います。

最近のプロダクションの雰囲気とは

もともとは1980年ごろにAVメーカーが新しい事業として立ち上げたのがAV事務所の始まりだとされています。

AVメーカーのスタッフなどがそこで働き始めたのです。

多い時には大小200ほどの事務所があったと言われていますが、現在は半分以下の80ほどの数となっています。

これには色々と理由があります。

まず業界のクリーン化が進んできたことで悪質な業務を行っていたプロダクションが姿を消していったということがあります。

また、2018年4月からは「日本プロダクション協会JPG（JAPAN PRODUCTION GUILD）」もしくは「第二プロダクション協会（SPA）」という団体の審査に通過したAV事務所のみが仕事をできるようになっています。

そして新しくAV事務所として登録する場合は、他社の紹介や推薦がない限り組合員になることはできません。

このように審査が厳しくなったことから、事務所の数も淘汰されてきたと言っても良いでしょう。現在は厳しい審査を通過した、仕事をしていくのに適正として認められた事務所しか残っていないということです。

そしてプロダクションの雰囲気ですが、昔の汚い暗いというイメージの事務所はほとんどありません。

おしゃれな内装で明るく清潔感のあるオフィスのところが多くなっています。

場所も都心の交通アクセスの便利な場所にあることが多く、通うのにも便利となっています。

プロダクションによっては、オフィス内に宣材写真の撮影スペースや、宿泊スペース(地方から上京した女性のための)などが設けられている場合もあります。

所属している女優が多いプロダクションにその傾向が強いと言えます。

プロダクションで働いている人はどんな人？

昔の事務所とは違って、最近ではAV事務所で働いているのは普通の芸能事務所で働いているような人が多くなっています。

明るく爽やかな営業タイプのマネージャーが増えていることもあって、安心して働けるようになっています。

また、応募してきた女性の体をチェックしたり、ヘアメイクやスタイリストとして女性スタッフが多く働いているということもあります。

マネージャーの仕事については後で細かく紹介しますが、悩みがある女優の相談にのったりすることもあるので、とにかく女優に安心感と信頼感を与えるような雰囲気の人が多くなっています。

女性スタッフはプロのヘアメイクやスタイリストだけでなく、受付や事務スタッフなどとして働いていることがあります。

こちらも事務所に女性スタッフがいる方が女優が安心して働くことができるということもあって近年増加傾向にあります。

AV事務所で働いている人はどんな仕事をしているのか

ではAV事務所ではどういった仕事をしているのでしょうか。

ここではその仕事内容を簡単に紹介していきます。

マネジメント業務

AV女優がプロダクションに所属していてもっとも重要な仕事となるのが、このマネジメント業務です。

メーカーに対して所属している女優を売り込んでいくという仕事があります。

女優のプロフィールなどを持って売り込みに行く場合もありますし、期待する女優の場合は一緒にメーカー訪問をする場合もあります。

また、女優のギャラ交渉も行います。

こうした「営業」がマネージャーの重要な仕事となります。

女優の管理

マネージャーの仕事は営業だけでなく、「女優の管理」ということがあります。

AV女優という仕事は経済的なこと、精神的なこと、体のこと、周囲にバレないかという不安などさまざまな心配事がある仕事です。

それだけに精神的に疲れて辞めてしまうという女優も多くいます。

そうした女優を支えていくのもマネージャーの仕事です。

不安を取り除き、仕事をしやすい環境を整えるという重要な役割を果たしているのです。

特に女優が新人のうちは仕事に対する不安が大きいものとなります。

そのため女優の撮影現場にマネージャーも同行したりしてとにかく安心させることを重視しています。

宣伝広告業務

所属している女優たちの宣伝広告を行うのも事務所の仕事です。

公式サイトで女優の作品の紹介をしたり、撮影会やサイン会などのイベントを開催したりします。

また、ライブチャットなどの配信やその予告などをして人を集めるという仕事もあります。

特に最近ではSNSを使った宣伝も増えていますので、そうした業務も行うこととなります。

求人募集業務

こちらはプロダクションに所属する女優を増やすための求人業務です。

公式サイトなどを使って求人募集を行い、応募してきた女性の面接を行います。

どういった女性が所属するかがプロダクションの命となりますので、力が入れられる業務となっています。

プロダクションに所属するメリットを感じさせる働き方をしている

AV事務所、プロダクションで働いている人は所属している女優に「このプロダクションに所属していてよかった」と思われることが重要です。

「何もメリットがない」と思われるとその女優はプロダクションから離れていくこととなります。

つまりそのプロダクションに所属しているメリットを感じさせることが必要だと言えます。

例えばAV女優はすべての女優がプロダクションに所属しているわけではありません。

中にはフリーで仕事をしている女優もいます。

プロダクションに所属しているとメーカーから支払われたギャラをプロダクションと女優で折半することとなります。

フリーの場合は全額が自分の手元に入るため、何もメリットがないと思う女優はフリーで仕事をする場合があるのです。

もちろん、フリーで仕事をしているのはすでに多くの作品に出演しているベテラン女優で、AV業界に人脈を築いているような女優ですが、そういったこともあるのです。

そのため、プロダクションは先に述べたマネジメント業務の他にもさまざまなサポート業務を行っています。

それらは例えば以下のようなものです。

・家賃タダで寮に住める場合がある(上京してきてお金がなく住む場所に困っている女性が対象)

・提携先の整形外科やエステが割引価格で利用できる

・上京者へ向けて入居時の貸付支援が受けられる

・面接や撮影時の交通費、宿泊費が支給される(宿泊費に関しては遠方の人のみ)

・提携しているアリバイ会社が利用できる

・風俗嬢やAV女優専門の不動産会社を紹介する

といったことです。

このように生活全般の支援を受けることができるのもプロダクションに所属しているメリットと言えるでしょう。

まとめ

AV事務所は昔のような暗い危険なイメージはすでになくなっており、現在の事務所は綺麗で明るく清潔感のあるものとなっています。

もちろんそこで働いている人も怖いオジサンなどではなく、一般の芸能事務所のような雰囲気となっています。

事務所の場所も都心の交通アクセスが良いところが多く、通いやすい場所となっています。

こうした理由で怖いところ、危険なところという心配をする必要はなく、安心してプロダクションを訪れることができるのです。