AVには近年色々なジャンルの作品があります。
その中には自分がやりたくないジャンルの仕事もあるでしょう。
また、仕事の依頼を受けたものの、ギャラや撮影内容などの条件が気に入らないので断りたいということもあるかもしれません。
しかし、そういった仕事をむげに断ってしまうと、人間関係にヒビが入るということもあります。
そこでここでは相手に配慮して仕事を断る際のポイントについて紹介していきたいと思います。
受けた仕事を断るということについて
受けた仕事を断るのは気まずい、断るのが心苦しい、断りにくいと考える女性が多くいるのですが、AV業界では仕事を断るということは、それほど珍しいことではありませんので、メーカーやプロダクション側もある程度そういったことには慣れています。
むしろ困るのは、仕事依頼を受けた女優が断りにくいからとなかなか断らずに、断りが遅くなる方です。
断るのが遅くなるほど、撮影に向けての話し合いや準備は進んでいきます。
撮影場所の確保やスタッフの準備、男優の手配などが進んでいくと費用も発生していきます。
そのため、断るのが遅くなるほど、メーカーやプロダクション側には迷惑がかかることとなるのです。
特に撮影直前、撮影当日などのキャンセルの場合はかなりの費用がかかることとなります。
こうなると相手からすると「できれば早く断ってほしかった」となってしまうでしょう。
そういった理由で可能な限り、断るのは早い方が良いということとなります。
自分の中で断る気持ちで固まっているのであれば、できるだけ早く断りの連絡を入れましょう。
断る方法については、確実に断る意志が伝わるのであればどのような方法でも構いません。
確実なのは、プロダクションの担当者と連絡を取り合っている手段です。
メールでやり取りをしていたのであればメールで。
LINEでやり取りをしていたのであればLINEで。
電話でやり取りをしていたのであれば電話で良いのですが、電話では直接話しにくいという時は別の方法でも構いません。
重要なのは、どの方法で伝えるかよりも「早くはっきりと断る」ということです。
仕事依頼はプロダクションから連絡がきますので、プロダクションに返事すれば問題ありません。
断る理由については
断る理由については「何でも構いません」
プロダクション側などからすると、断りの意志とタイミングが重要なのであって、断る理由についてはそれほど重要ではないからです。
AVの仕事自体を辞める予定で断る際によく使われるものとしては、
・家族や彼氏、知り合いにバレた
・本業がどうしても忙しい
といったものがあります。
特に「家族や知り合いにバレた」という理由は、実際にAV女優が仕事を断ったり引退したりするのに多い理由となっています。
家族などの周囲の人には隠してAVの仕事をするつもりだったが、バレてしまったり怪しまれていることから、やはり仕事はできないというのはもっともな理由となります。
また、AV女優をしようとしている女性、AV女優の仕事をしている女性は他に本業がある場合がほとんどです。
主婦である、学生である、OLなどの本職があるといった女性が副業としてAV女優をすることが多いのです。
そのため、本業が忙しいためにAVの仕事ができないということになるのも多い理由となっています。
AVの仕事を続けていくつもりはあるが、今回の仕事を断りたいという場合には、
・日程が合わない
・撮影内容に不満がある
・ギャラに不満がある
など、はっきり告げれば問題はありません。
ただ、実際は本当の理由でなくても構いません。
どんな理由を言っても、それを確認する方法はないので理由は何でも良いのです。
一番だめなのは「中途半端」に断ることです。
あいまいな理由で、はっきりと断らない、という連絡をしてしまうとプロダクション側としても撮影の準備をしてもよいのか、キャンセルなのかがわかりにくくなります。
どういった理由でも良いので断る際には「はっきりと断る」ということが重要となります。
実際に仕事を断るのはどういった場合か
AVメーカーや制作会社からプロダクションに仕事依頼がくると、プロダクションのマネージャーから女優に「直接プロダクションで」「メールで」「lineで」などの方法で仕事依頼の連絡がきます。
そこには、
・撮影日時
・撮影予定時間
・ギャラ
・撮影場所
・集合場所
・服装などの指定
・撮影内容、予定されているプレイ
といった情報が連絡されてきます。
この内容で了承すれば仕事が決まることとなります。
都合が悪い、内容に納得がいかないという場合は仕事を断るということになります。
断る場合はできるだけ早く断る方が相手方には助かります。
ギリギリまで引っ張って断ると相手方に迷惑がかかることとなります。
AVの仕事を続けていくつもりはあるのに仕事を断る場合は「仕事の内容や条件に不満がある」ということがほとんどです。
AV女優という仕事をする目的の一つに「お金」というものがあります。
AVの仕事をすれば大金を稼ぐことができるという思いで面接を受けて仕事の依頼がきたものの、思っていたよりもギャラが安い、それで出演を悩むということがあります。
AV女優で1本の作品に出て50万円、100万円を貰うことができるような女優は単体女優や企画単体女優の中でもトップクラスの女優だけです。
多くの企画女優は1本3~10万円程度のギャラが一般的で、そのギャラをプロダクションと折半することとなります。
そう考えると、思っていたよりも少ないと感じる女性が多いのです。
ギャラに不満があるとその仕事は断るということになります。
また、自分がNGとしている項目、プレイの場合や撮影内容が納得できないということも断ることとなるでしょう。
こういった理由の時には仕事依頼が来ても断る場合があります。
本気で悩んでいる場合にはプロダクションに相談するのが良い
AVの仕事を条件が合わないから断るということはよくあることですが、仕事自体について悩んでいる場合にはそれなりの対応をしなければならないことがあります。
・他のプロダクションと悩んでいる
プロダクション面接を受けて合格したものの、もっと魅力的なプロダクションが見つかったためにそちらとの間で悩むということがあります。
プロダクションは掛け持ちができませんので、どちらかを断ることとなります。
ただ、AV業界はそれぞれにつながりがあり、プロダクション同士もつながりがあることが多いので、連絡なしにドタキャンしたりするとトラブルの元となるので注意が必要です。
しっかりと筋を通して断るようにしましょう。
・やはりAVに出るべきかを悩んでいる
これも多い理由ですが、漠然とAVに本当に出ても良いのかどうかを悩むということがあります。
もちろんこうして悩んでいるうちは撮影に踏み切らない、踏み切れないということがあります。
この場合はもう一度しっかりと考えた方が良いので、答えが出るまで撮影を待ってもらうか、一度プロダクションの所属を断って、改めて考える方が良いでしょう。
まとめ
AVの仕事の依頼が来たとしても、もちろんすべての仕事を受けなければならないということではありません。
条件が合わない、日程が合わない、撮影内容が合わないなど色々な理由で断るということもあるでしょう。
重要なのは断るかどうかということではなく、「早く」「誠実に」断ることです。
返事が遅くなったり、返事をしなかったりするということは相手に大きな損失が出る場合もあります。
悩んでいる場合にはプロダクションに相談してみるのも良いでしょう。