AV作品ではセックスをしていれば良いというわけではなく、「ドラマパート」と呼ばれる部分でも演技をする必要があります。
もちろん本番シーンでも「エロく」「色っぽく」見えるように演技をする必要があります。
このようにAV女優は「演技力」が必要となってくるのです。
AV女優の中には最初から高い演技力を持っている女優と作品に出ていく中で演技力が成長していく女優もいます。
そこでここではAV女優と演技力、演技が成長したという瞬間などについて紹介していきたいと思います。
1.仕事をしていく上で「演技力」はあった方がよい
AV女優という仕事に限らず、「演技」をするという機会はそれほど多いわけではありません。
そのため人前で何かを演じる演技に自信がない、演技の経験がないという女性は数多くいます。
では演技力に自信がなければAV女優の仕事はできないのでしょうか。
まずそれに関しては「絶対にないといけないわけではない」というのが答えとなります。
特にデビューしたばかりの女優などは演技力はそれほど期待されていません。
ベテランの監督、ベテランの男優が指示をしたりエスコートをしてくれるので、任せておけば撮影は進んでいくのです。
そのため、最初のうちはそれほど演技力がなくても問題はないということとなります。
しかし、演技力は必要ないのか、ということとなると「演技力はある方が良い」というのは間違いありません。
演技力が高ければ、
・監督の要求に答えることができる
・色々なシチュエーションに対応しやすい
・ドラマパートなどでも自然な演技となる
ということがあるからです。
たまにドラマパートでセリフを棒読みしている女優がいますが、そこが重要なシーンではないとはいえ、やはり見ていて良いものではありません。
もちろんセックスシーンでもどれだけ魅力的に演技ができるかがポイントとなるのはいうまでもありません。
あまりにもいきなり演技をする自信がない、現場にまずは慣れたいという時には「エキストラ」として出演するのも良いかもしれません。
多くのAV作品にエキストラとして出演することで、AV作品の撮影現場に慣れていき、出演している女優の演技を近くで見ることが可能となります。
それから自分も出演をしていくというのも良いでしょう。
2.AVの撮影で演技力が求められるシーンにはどういったものがあるか
ではAV作品のどういった部分、シーンで演技力が求められるのでしょうか。
ここではAV作品内で演技力が求められるシーンを紹介していきます。
2-1.ドラマパートで役を演じるシーン
最近のAV作品では、人妻、女子高生、OLなどさまざまな役柄を演じる必要があります。
そういった部分では普通にセリフを読むシーンもありますが、そうしたドラマパートであまりにも棒読み、不自然な立ち振る舞いをしていると、まったく魅力的なものとはなりません。
ロリ系女子高生から熟女まで幅広く、自然な演技ができるというのはそれだけで大きな武器となると言えるでしょう。
2-2.素人のふりをするシーン
安定した人気を誇るものとして「素人もの」「ナンパもの」といったものがあります。
ああいった作品に出演しているのは基本的に本物の素人ではなく、プロのAV女優です。
ただ、作品では素人という設定になっているために「素人っぽい演技」をする必要があります。
素人という設定で出演しているのにあまりにもセックスになれていたり、段取りがわかりすぎていたりするとそれは不自然となってしまうのです。
逆に素人っぽい演技ができるというのは貴重なのかもしれません。
2-3.フェラチオのシーン
AV作品ではつきものとなっているのがフェラチオシーンです。
そこではやはり演技力やテクニックが出やすくなっています。
女優が動かしていく時には同じペースではなく、速め、遅め、強め、弱めなどを使って緩急をつけていきましょう。
作品では「ジュボジュボ」という大きな音がたっている場合がありますが、あれはわざと竿と口のあいだに隙間を作って空気を漏らしているために鳴っている音です。
本来であれば竿と口が密着しているのであのような音は出ないし、その方が気持ちよくなります。
しかし、AVの演出上、音を出した方がエロくなるので音を出しているのです。
2-4.ほしいタイミングで潮吹きをするシーン
最近では潮吹きをすることができる女優が増えてきています。
潮吹きは女優の快感が絶頂に達したときにするイメージがありますが、実はコントロールしてすることができる女優も数多くいます。
どのタイミングで、どのように、潮吹きをするのかということを調整できれば監督の要望に答えやすくなります。
これは女性が「イク」時に関しても同様です。
撮影の流れから、監督が「ここでイってほしい」というところでイクことができるのかどうかは重要なこととなります。
2-5.言葉攻めがほしいシーン
演技力がなければ使いこなすことができないと言われるのが「淫語」です。
ほしいタイミングで適切に言葉攻めができるというのはかなり高いレベルの演技力を持った女優ということとなります。
演技力がない女優が淫語を使って言葉攻めをすると、とても見ていられないようなひどいシーンとなることがあるので注意が必要です。
3.演技力を上げていくためには
ではそうした演技力はどうやって鍛えていけば良いでしょうか。
実はさまざまな方法で演技力を鍛えている女優がいるのです。
ここではそういった演技力を上げていく方法について紹介していきます。
3-1.オナニーをしてタイミングを知っていく
自分がどういったタイミングで潮吹きをするのか、イクのかということをオナニーをすることで知っていくという方法です。
実際に有名なAV女優でもオナニーを日課にしているという女優が数多くいます。
日々の自己トレーニングだと言えるでしょう。
3-2.セックスをして実地訓練する
彼氏などとともに実地訓練をするという方法です。
実際にセックスを重ねていくことで、細かいテクニックや演技を学んでいくとともに、相手の男性のことも知ることができる方法です。
本番のAV撮影でも男優のことを気遣える、男優の動きを把握するということが重要となってくるのです。
3-3.AV作品を見てとにかく研究する
これは自主的なトレーニングだと言えます。
AV作品を見て、他の女優はどうしているのか、演技力が高いと言われる女優はどのようにしているのかということを見て研究し、自分に取り入れるというものです。
これは簡単にすることができる方法なので、実施している女優も多くなっています。
4.AV女優の演技力が成長するという瞬間とは
「川上奈々美」「根尾あかり」のように最初から高い演技力が評価されていたAV女優もいますが、中には徐々に成長をしていくというタイプの女優もいます。
そういった女優はデビュー作品などでは恥ずかしさからぎこちない動きになっていたり、セリフ部分が棒読みだったりします。
しかし、そのような女優も数多くの作品に出ていく中で演技力が成長していくということがあります。
それがはっきり出るのが「表情」だと言われています。
感じている、不安に思っている、相手を誘っているといったことが表情で表現することができるようになると明らかに「演技力が成長した」と言えるでしょう。
好きな女優のこういった成長の瞬間を見ていくというのもAVの楽しみ方と言えるかもしれません。
まとめ
AV女優には「演技力」は欠かせないものとなっています。
演技力があるかどうかということは人気や知名度にも直結しますし、仕事量にも関わってくるでしょう。
最初はぎこちない演技だった女優も作品を重ねるごとに演技力が成長していくことがあります。
そうした瞬間を確かめていくのも良い楽しみ方と言えるでしょう。